Marina Ramos, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
グアラニのイエズス会布教施設群は、アルゼンチンのサン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレト、サンタ・マリア・マヨールの遺跡と、ブラジルのサン・ミゲル・ダス・ミソンイスの遺跡から成る、熱帯林の中に残る国境を越えた連続資産です。
17〜18世紀、グアラニの人々が暮らす土地に築かれたこれら五つの布教施設は、それぞれ異なる建築配置と保存状態を示しています。現存する遺構は、南米におけるイエズス会の活動を伝えるもので、そこには空間・経済・社会・文化にわたる独自の関係の体系が30か所の集落を通じて形成されていたことが示されています。
これらの施設は宗教、居住、生産の各機能を統合した複合的な共同体として機能しており、組織的な領域支配の実態と、先住民グアラニと欧州から来た宣教師との間の文化的交流の双方を伝える証拠とされています。サン・イグナシオ・ミニ遺跡は保存状態が特によく、赤い砂岩を用いた教会正面の彫刻装飾が今日まで残されています。
各施設には教会を中心に住居区画や工房が配置され、布教活動と並行して手工業生産が行われていた実態を伝えています。
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