ザビードの歴史地区
WORLD HERITAGE

ザビードの歴史地区

イエメン 文化遺産
⚠️ 危機遺産
英名 Historic Town of Zabid
登録年 1993年/2000年危機遺産登録
地域 西アジア
登録基準 (ii)(iv)(vi)
(ii)建築・技術・記念碑的芸術・都市計画・景観デザインの発展に関し、人類の価値観の重要な交流を示すもの。
(iv)人類の歴史上重要な段階を物語る建築様式・建築物群・技術の集積、または景観の顕著な例。
(vi)顕著な普遍的価値を有する出来事・生きた伝統・思想・信仰・芸術的作品と直接関連するもの。

ザビードの歴史地区は、イエメンにある円形の城塞都市で、13世紀から15世紀にかけてイエメンの首都として機能し、イスラム大学の存在によりアラブ・イスラム世界で重要な位置を占めました。市内には約86のモスクがあり、うち14はラスール朝期のもので、マドラサ(学院)として機能していました。

狭く閉ざされた街路、伝統的な住宅、ミナレットが一体となった都市空間はイスラム初期の空間構成の特徴を示しています。住宅は南アラビア半島各地で見られるティハーマ様式の中庭住居で、焼成レンガを用い、室内には精巧な彫刻装飾が施されています。

820年、イブン・ジヤードによりズィヤード朝が興されたことで町は重要性を増し、建築上の価値に加えて「世界各地からの学生」がイスラム学と諸学問を学ぶ知的中心地としても機能しました。2000年に危機にさらされている世界遺産のリストに記載され、建造物の約4割が現代の開発の影響を受けやすい状態にあります。

市内には伝統的な市場や公共の井戸も残り、住宅地区と商業地区が入り組みながら機能してきた都市構造を伝えています。ザビードは紅海沿岸の低地ティハーマ地方に位置し、暑く湿潤な気候に適応した通気性の高い建築様式が発達しました。

⚠️ 世界の「危機にさらされている世界遺産」を特集で見る →
LOCATION

📍 所在地マップ

RECOMMENDED BOOKS

📚 級別・公式テキスト&問題集

📷 気になる書籍の画像を押すと、Amazonで商品の詳細を確認できます。

1級 世界遺産検定1級 テキスト① 世界遺産検定1級 テキスト② 世界遺産検定1級 テキスト③
準1級 世界遺産検定準1級 テキスト
2級 世界遺産検定2級 テキスト
3級 世界遺産検定3級 テキスト
4級 世界遺産検定4級 テキスト
過去問題 世界遺産検定 過去問題集① 世界遺産検定 過去問題集②

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

← 世界遺産一覧に戻る