フィレンツェの歴史地区は、イタリア中部トスカーナ州の都市フィレンツェ中心部からなる世界遺産です。15世紀から16世紀にかけてメディチ家の庇護のもと、ルネサンス文化の中心地として繁栄しました。
ブルネレスキが設計した巨大な円蓋を持つサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ウフィツィ美術館、ヴェッキオ宮殿、ヴェッキオ橋など、600年にわたる芸術活動の成果が集積しています。ボッティチェリ、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなど数多くの芸術家がこの地で活動し、絵画、彫刻、建築の分野で革新的な作品を生み出しました。
街には約70の教会と多数の宮殿が残り、当時の富裕な商人階級や貴族の生活文化を伝えています。アルノ川に架かるヴェッキオ橋の上部には、メディチ家の要人が街を移動する際に用いた秘密の通路ヴァザーリの回廊が設けられ、権力者の動線を示す建築的工夫としても知られています。
大聖堂の円蓋は、当時としては前例のない規模の二重殻構造で、足場を最小限に抑えた独自の建築技術によって実現されたことでも知られています。都市計画と建築が芸術思想と結びついた点で、西洋美術史における画期的な事例とされています。
📷 気になる書籍の画像を押すと、Amazonで商品の詳細を確認できます。
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。