イヴィンド国立公園は、ガボン北東部の熱帯雨林地帯にある広大な自然保護区で、世界遺産に登録された自然遺産です。イヴィンド川が流れるこの地域には手つかずの低地熱帯雨林が広がり、コンゴ盆地の熱帯雨林生態系を代表する地域の一つとして高い生物多様性を誇っています。
マルミミゾウやニシローランドゴリラ、チンパンジーなど絶滅危惧種を含む大型哺乳類が豊富に生息しており、中央アフリカにおける森林性大型動物の重要な保護区とされています。園内には落差の大きい滝が点在し、急流と深い森が織りなす手つかずの景観が広がっています。
開発の影響を受けにくい奥地に位置することが、生態系の健全な状態の維持に大きく寄与してきたとされ、中央アフリカの熱帯雨林保全における重要な拠点として国際的に評価されています。手つかずの生態系を対象とした長期的な生態調査も進められており、気候変動が熱帯雨林に及ぼす影響を観測する拠点としても注目されています。
ランギ滝など落差の大きい滝が複数存在し、深い森と急流が織りなす手つかずの景観は訪れる者を圧倒し、中央アフリカにおける自然観光の潜在力を示す地域としても注目されています。
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