自由の女神像は、フランス人彫刻家バルトルディが、鉄骨構造を担当したギュスターヴ・エッフェルの協力を得てパリで制作し、アメリカ独立100周年を記念してフランスから贈られた記念碑的な像です。1886年に除幕され、ニューヨーク港の入口に立ち、以来数多くの移民を迎え入れてきました。
芸術的な創造力と工学的な革新を融合させた傑作とされ、鋼鉄の骨組みの上に銅板を張った中空の巨像は、フランスとアメリカの友好の証としての意味も持っています。自由・民主主義・人権といった理念を体現する像として、除幕から140年近くが経った現在も、自由と機会の強力な象徴であり続けています。
台座内部の博物館では、制作の経緯や移民の歴史に関する展示も行われており、訪れる人々にその歴史的意義を伝えています。右手にたいまつ、左手に独立を記した銘板を掲げる姿は、フランスとアメリカ両国の友情と、自由という理念そのものを象徴する存在として世界的に知られています。
像の足元に横たわる鎖は圧政からの解放を表しているとされ、王冠を模した頭部の光輪は世界の七つの大陸に降り注ぐ自由の光を意味していると伝えられています。