グランド・キャニオン国立公園
WORLD HERITAGE

グランド・キャニオン国立公園

アメリカ 自然遺産
英名 Grand Canyon National Park
登録年 1979年
地域 北アメリカ
登録基準 (vii)(viii)(ix)(x)
(vii)最上級の自然現象、または類まれな自然美・美的要素を持つ地域。
(viii)地球の歴史上の主要な発展段階を示す顕著な見本(地質学的過程・地形的特徴を含む)。
(ix)陸上・淡水域・沿岸・海洋の生態系や動植物群集の進化における、重要な生態学的過程を代表する見本。
(x)学術上または保全上顕著な価値を有する、絶滅のおそれのある種の生息地を含む、生物多様性保全上最も重要な自然の生育地。

グランド・キャニオン国立公園は、コロラド川によって削り出された、深さ約1500mに達する世界で最も壮大な峡谷を擁する国立公園です。水平に積み重なる地層は地球の20億年にわたる歴史を記録しており、先史時代の人類の痕跡は、この極めて厳しい環境への適応の様子を伝えています。

峡谷は全長445kmに及び、幅は500mから30kmまでさまざまで、コロラド川が600万年以上かけて、隆起した地殻を浸食することで形づくられました。地質学的に見て地球上でも屈指の、現在も進行中の壮大な景観のひとつとされ、そこに刻まれた地球史の記録はかけがえのないものです。

峡谷内には地質時代の4つの主要な時代の地層すべてが見られるほか、北米に存在する7つの生物地理区のうち5つが公園内に含まれるなど、卓越した生物多様性も有しています。少なくとも11の連邦公認アメリカ先住民部族が、今なおこの地と歴史的・継続的なつながりを保っています。

展望台から見渡す縞模様の岩肌と幾重にも連なる稜線は、地球の悠久の時間を目の当たりにするような圧倒的なスケールを訪れる人々に感じさせます。日の出や日没の時間帯には、地層の色彩が刻一刻と変化する様子を眺めることができます。

LOCATION

📍 所在地マップ

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