Amirkhan33, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
シャフリ・ソフタは、イラン南東部シースターン・バルーチェスターン州にある青銅器時代の都市遺跡で、世界遺産に登録されています。紀元前3200年頃に成立し、紀元前1800年頃まで存続したこの都市は、当時のインダス文明、メソポタミア文明、中央アジアを結ぶ交易路の要衝として栄えました。
住居区、産業区、墓地区、記念建造物区という機能ごとに区分された都市構造を持ち、初期都市計画の実例として注目されています。発掘調査では、精巧な彩文土器や、世界最古級とされる人工の義眼、サイコロやゲーム盤などの多様な遺物が出土しており、当時の技術水準や日常生活を具体的に知ることができます。
乾燥した気候により有機物を含む遺物の保存状態が良好で、青銅器時代の東西交易網の実態を解明する上で重要な資料とされています。墓地からは多様な副葬品が出土しており、身分や職能に応じた埋葬習慣の違いも確認され、当時の社会階層を知る手がかりとなっています。
この遺跡は1970年代に発掘が本格化し、インダス文明との交易関係を示す物証が数多く発見されたことで国際的に注目を集め、その後も継続的な調査が行われています。
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