ブッダガヤの大菩提寺
WORLD HERITAGE

ブッダガヤの大菩提寺

インド 文化遺産
英名 Mahabodhi Temple Complex at Bodh Gaya
登録年 2002年
地域 南・中央アジア
登録基準 (i)(ii)(iii)(iv)(vi)
(i)人類の創造的才能を表す傑作である。
(ii)建築・技術・記念碑的芸術・都市計画・景観デザインの発展に関し、人類の価値観の重要な交流を示すもの。
(iii)現存する、または消滅した文化的伝統・文明の存在を伝える、稀有な証拠である。
(iv)人類の歴史上重要な段階を物語る建築様式・建築物群・技術の集積、または景観の顕著な例。
(vi)顕著な普遍的価値を有する出来事・生きた伝統・思想・信仰・芸術的作品と直接関連するもの。

ブッダガヤの大菩提寺は、インド東部ビハール州の都市ブッダガヤにある仏教寺院で、世界遺産に登録されています。仏教の開祖であるゴータマ・シッダールタがこの地の菩提樹の下で悟りを開いたとされる聖地であり、紀元前3世紀頃、アショーカ王が最初の祠堂を建立したことに起源を持つと伝えられています。

現存する高さ約50メートルの塔状の本堂は5世紀から6世紀頃に建設されたとされ、以後幾度もの修復と増改築を経て現在の姿に至っています。寺院の周囲には仏陀が悟りの前後の7週間を過ごしたとされる7つの聖地が配置され、金剛座と呼ばれる石造の座や、悟りを開いたとされる菩提樹の子孫が今も大切に保存されています。

周辺には各国の仏教徒によって建立された多数の記念碑や石造欄楯の遺構も残り、古代から現代まで続く巡礼の歴史を伝えています。仏教発祥の聖地として、世界各地から今なお多くの巡礼者が訪れています。寺院を囲む石造の欄楯や柱には古代の文字による奉納碑文が刻まれ、歴代の王や信徒による寄進の記録として貴重な資料となっています。

境内には各国の仏教徒が建立した記念堂も点在し、国際的な巡礼地としての歴史の厚みを示しています。

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