ハワイ火山国立公園は、世界で最も活発な火山のひとつであるマウナロア山(標高4170m)とキラウエア山(標高1250m)を擁し、いずれも太平洋にそびえ立つ姿が特徴的な国立公園です。火山の噴火と溶岩の流出によって景観は絶えず変化を続けており、その過程で見られる地形は驚くべきものです。園内には希少な鳥類や固有の動植物、巨大なシダの森も広がっています。
継続する火山活動を通じた島の形成過程を体現する場所であり、マウナロアとキラウエアは、地球上で地質学的プロセスを間近に観察できる、最も活発かつアクセスしやすい火山のひとつとされています。盾状火山の形成を通じた、絶え間ない景観の変化を示す好例です。
海底からの標高で測ると、マウナロアは地球上で最大の火山体を有するとされ、ハワイ諸島の地質学的な起源と変化を伝える卓越した事例として評価されています。噴出したばかりの黒々とした溶岩原と、その周囲に息づく緑豊かな熱帯林が織りなす対照的な景観は、地球が今も生きていることを実感させる貴重な場所です。
キラウエア山頂の噴火口からは今なお赤く輝く溶岩湖が観測されることもあり、火山活動を間近に見学できる場所として知られています。